干支にちなんで中央銀行が発行している毎年恒例の記念コインセットは4日、インターネットによる事前予約が始まった。中央銀行が台湾銀行に委託し、19日から窓口での受取・販売を開始する。
今年の「壬寅記念コインセット」は、インターネット予約と窓口での販売で各4万5,000セット、合計9万セットの限定販売。販売価格は1セット1,800台湾元(約7,600日本円)。窓口では1人2セットまで、インターネット事前予約では1人10セットまで購入可能だ。
最先端の鋳造技術による記念コインは、額面100台湾元(約420日本円)の銀貨と、額面10台湾元(約42日本円)の銅合金硬貨が各1枚の2枚セットとなっている。
昨年からインターネットでの事前予約システムを導入した中央銀行が4日に発表したところによると、記念コイン予約特設サイトにおいて、同日午前10時から10日正午まで予約を受け付ける。予約数を超えた場合は、コンピュータによる抽選を実施、11日午前9時に当選者が発表される。当選者は、14日午後3時30分までに入金を済ませれば、19日から1か月以内に指定の台湾銀行各支店の窓口で受け取ることができる。